※本記事はプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます
はじめに
前回の記事で「福祉住環境コーディネーター・認知症ライフパートナーを取った理由」を書いたところ、「認知症介助士との違いは?」というご質問をいただきました。この資格は私自身が取得したものではないのですが、認知症ライフパートナーの取得時に比較検討した資格でもあるので、調べた内容をまとめておきます。

認知症介助士はどんな資格?
公益財団法人日本ケアフィット共育機構が認定する民間資格で、認知症のある方への基本的な対応方法を学べる検定です。受験資格に制限がなく、誰でも挑戦できるのが特徴です。
試験の概要
検定試験は30問・40分の選択式で、21点以上(30点満点)で合格となり、合格率はおよそ8割とされています。費用は受験方法によって幅があり、セミナー受講付きで17,600円〜21,230円(税込)、自宅学習など他の受験方法であれば3,630円(税込)からとなっています。

認知症ライフパートナーとの違い
以前の記事でも触れましたが、認知症介助士は通信講座(自宅学習)のみで完結できる分、学習のハードルが低く設計されています。一方、認知症ライフパートナーはより実践的な支援スキルまで踏み込んだ内容です。「まず認知症について基礎から知りたい」という段階なら認知症介助士、「実際の介助・対応力まで身につけたい」なら認知症ライフパートナーが向いていると感じます。
この資格を活かせる職場・活躍の場
認知症介助士の資格や知識を活かせる主な職場・活躍の場は、次のとおりです。

- 特別養護老人ホームやグループホームなどの介護施設
- 病院・クリニック
- 銀行・小売店・交通機関など、高齢のお客様と接する接客の仕事
- 行政や地域の窓口
気になる点・注意しておきたいこと
良い面だけでなく、申し込む前に知っておきたい点も整理しておきます。
- 民間資格なので、取得しても任される業務や給与が直接変わるとは限りません。
- 検定は30問の選択式で基礎知識の確認が中心です。実際の声かけや介助の技術は、現場での経験で身につけていく必要があります。
- セミナー付きかどうかで費用が3,630円〜21,230円と大きく変わるので、学び方を決めてから申し込むのがおすすめです。
こんな人には向いていないかもしれません:専門職としてのキャリアアップを目的にしている方は、実務経験が必要な「認知症ケア専門士」なども比較してみてください。
どんな人に向いている資格か
介護・福祉の仕事についたばかりで、まず基礎知識を体系的に押さえたい方。家族に認知症の方がいて、対応の基本を知っておきたい方。接客業など、認知症のある方と接する機会がある仕事をしている方。受験資格がなく、費用も比較的抑えられるので、資格取得の「最初の一歩」として選びやすい部類だと思います。
まとめ
認知症介助士は、ハードルの低さが最大の特徴の資格です。まずはここから始めて、必要に応じて認知症ライフパートナーなど、より実践的な資格にステップアップしていくのも一つの方法だと思います。
あわせて読みたい:介護事務とは?資格の内容とケアマネジャー・介護福祉士との違い
あわせて読みたい:認知症ケア専門士とは?受験資格・試験の流れと認知症介助士との違い
▶ ほかの資格も比較したい方は「介護・医療職のキャリアアップ資格一覧」で目的別に探せます。
こちらもおすすめ:福祉心理カウンセラーとは?資格の内容・費用・取り方を調べてみた


コメント