忙しい介護や医療の現場では、思うように進まないケアや人間関係で、イライラを感じる場面もあります。この記事では、怒りの感情との付き合い方を学べる「アンガーカウンセラー®」について、公式サイトの情報をもとに資格の内容や費用、取り方をまとめました。

アンガーカウンセラーとはどんな資格か
アンガーカウンセラー®は、日本メディカル心理セラピー協会が認定する民間資格です。怒りの管理方法やアンガーコントロールの基本と実践、カウンセリングに関する知識を学べます。諒設計アーキテクトラーニングの講座では、次の2つの資格を同時に目指せます。
- アンガーカウンセラー®(日本メディカル心理セラピー協会)
- アンガーコントロール士(日本インストラクター技術協会)
講座の種類と費用
諒設計アーキテクトラーニングの「アンガーカウンセラー®W資格取得講座」は、資格試験を自宅で受ける「基本講座」と、課題の提出で試験が免除される「スペシャル講座」から選べます(2026年10月時点の公式サイトの情報)。
| 講座 | 受講料(税込) | 受講期間 | 試験 |
|---|---|---|---|
| 基本講座 | 59,800円 | 標準6ヶ月(最短2ヶ月) | 別途受験(在宅・受験料は各資格10,000円) |
| スペシャル講座 | 79,800円 | 標準6ヶ月(最短2ヶ月) | 添削課題5回+卒業課題の提出で試験免除 |
| スペシャル講座(オンライン) | 79,800円 | 標準6ヶ月(最短1ヶ月) | 添削課題5回+卒業課題の提出で試験免除 |
学べる内容と試験の仕組み
公式サイトで紹介されている主な学習内容は次のとおりです。

- 怒りの管理方法
- カウンセリングに関する専門知識
- アンガーコントロールの基本と実践
- トレーニング方法
試験は在宅で受験でき、正答率70%以上で合格とされています。スペシャル講座では、添削課題5回と卒業課題をクリアすると試験が免除され、資格が認定されます。
介護・医療の仕事とのつながり
公式サイトでは、資格の活かし方として、カウンセラーとしての活動や講師活動、キャリアアップなどが挙げられています。介護や医療の現場は、時間に追われたり、思いどおりにいかない場面が重なったりしやすい職場です。怒りの感情が生まれる仕組みやコントロールの方法を知っておくことは、自分自身を守ることにも、チームの雰囲気づくりにも役立つと思います。
気になる点・注意しておきたいこと
良い面だけでなく、申し込む前に知っておきたい点も整理しておきます。
- 民間団体が認定する民間資格なので、国家資格の「公認心理師」とはまったく別物です。取得しても、心理職として病院などに就職できる資格ではありません。
- 受講料は59,800円〜79,800円で、本やネットで独学するのに比べると費用がかかります。基本講座で2つの資格を両方受ける場合は、受験料が各10,000円かかります。
- スペシャル講座は課題提出で試験が免除されるため取りやすい反面、仕事で専門性を証明する資格としての重みは限定的です。
こんな人には向いていないかもしれません:職場の人間関係の問題をすぐに解決したい方は、資格の勉強だけで抱え込まず、上司や相談窓口への相談も並行して考えましょう。
どんな人におすすめか
- 仕事中のイライラとの付き合い方を学びたい介護・医療職の方
- 職場のチームづくりや後輩指導に関心がある方
- 感情のコントロールを体系的に学びたい方
まとめ
アンガーカウンセラー®は、怒りの感情との付き合い方を通信講座で学べる民間資格です。国家資格ではありませんが、ストレスの多い職場で働く方が、自分の感情を整える方法を身につけるきっかけになります。費用や受講期間を確認したうえで、検討してみてください。
あわせて読みたい:
福祉心理カウンセラーとは?資格の内容・費用・取り方を調べてみた
介護職の資格を取ったあと、転職はどう考える?調べてみた



コメント